【バック・アロウ】アニメ動画2話の感想

バック・アロウは2021年1月から6月まで放送されたロボットアニメです。
壁に囲まれた世界「リンガリンド」を舞台に、主人公であるバック・アロウが失った記憶を取り戻そうと壁の外を目指していくストーリー。

このページでは、アニメ動画2話を実際に視聴して感じた点を記載していきます。
いくつかの良かった点とイマイチだった点に分けてお伝えしますので参考にしてみてください。

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【バック・アロウ】アニメ動画2話の感想-良かったところ

アニメ第2話「夢はまったく迷惑なのか」は、アロウとシュウの出会い、イキ合愁国からの攻撃、フィーネ登場と盛り沢山でした。
私が思う2話での良かったところは以下の3つです。

  • OPがかっこいい
  • 独特なセリフ回し
  • 3話が気になる終わり方

OPがかっこいい

バック・アロウのOPはLiSAさんの「dawn」。曲は疾走感のあるロックでとてもかっこいいです。
OP映像では、いくつかキャラクターの顔が見えない演出箇所があり、ストーリーが進むにつれて変化するOPであることが推測されます。

個人的には変化するOPはすごく好み。
アニメを一気に視聴したりするとOPを飛ばしがちですが、こうした演出があると全話OPまで観ようという気持ちになりますよね。

ちなみに、LiSAさんも自身のTwitterで、曲と共にバック・アロウの告知をしてくれていたようです!

もちろん、プロモーションもあるのでしょうが、他にもアニメの内容についてのツイートもあり、ちゃんと観ているんだなーと感心してしまいました。

独特なセリフ回し

2話では1話よりさらに熱いセリフや、印象に残るセリフが多かったです。
例えば、Bパートのアロウのこのセリフ。

バカやろー!
俺は元保安官の魂を受け継いだ漢!!
俺が守らなくて誰が守る!!

まるで歌舞伎の口上のようなセリフ回しですよね。
私はこのセリフを聞いて、脚本家がグレンラガンと同じ中島かずきさんということを再認識しました。

私を含め、グレンラガンやキルラキルファンは、この熱いノリに懐かしさを感じたのではないでしょうか。

3話が気になる終わり方

2話Bパート終盤、エッジャ村のために自らもブライトハイトで戦おうとしたエルシャ。
突然地面が崩れ、地下に落ちてしまいます。

身動き取れずにいたところ、「このブライトハイトをスタートアップシステムに登録しますか?」という無機質な呼びかけがあり、戸惑いながらも声に応えます。

その後、エッジャ村全体の地面が揺れ、アロウやエッジャ村の人々が混乱する中でエンディングに入ります。

地下から何が出てくるのか?と、非常に気になるところで終わるので、すぐに3話が観たくなりました。

ちなみに、謎のシステム音声のCVは、ナレーションと同じ武内駿輔さん。
初見の時はスルーしてしまったのですが、最後まで試聴してから見直すと、ここもフラグだったなと気づきました。

【バック・アロウ】アニメ動画2話の感想-イマイチだった点

ここからは、私が感じたこの回のイマイチなところをいくつか書いていきたいと思います。
主には以下の3つです。
あくまで個人的な感想なので、気になるかならないかは人それぞれだと思います。

  • エッジャ村の子供達の服ボロすぎ
  • フィーネ姫のルックスがプリキュア
  • ロボットの仕組みがピンとこない

エッジャ村の子供達の服ボロすぎ

正直、私が気にしすぎなところもあると思うのですが、よく見たらすごい違和感。

初登場から全裸かパンツ一丁だったアロウには、ビットが服を作ってくれました。
ビットが、顔に似合わず針仕事が得意という設定は結構面白い。
これでOPと同じ服装になって主人公らしくなったな、と一安心しました。

その後、エルシャがアロウにエッジャ村を見せ、生活に余裕がなく皆必死で生きていることを説明します。
その際、村の住人の姿も映るのですが、大人に比べて子供達の服ボロボロすぎる!

靴がないのは百歩譲って分かるとして、左のジーンズ着てる子(ジム)とか、アロウ達と差がありすぎるでしょ!と思ってしまいます。

いきなり現れた厄介者に近いアロウに、あんな立派な服作ってあげられるなら、子供達にちゃんとした服作ってあげたらいいのに…。

フィーネ姫のルックスがプリキュア

2話で初登場となった、リュート卿和国のフィーネ姫。声優は小清水亜美さんです。

ものすごくプリキュアに出てきそうなキャラデザです。
ただでさえ、全体的に作画が子供向けなのに、少女チックなキャラデザがかけ合わさり、幼稚さが際立ってしまった印象です。

ちなみに、他の視聴者さんのつぶやきでは、コードギアスのユーフェミアに似ているという声もありました。

思わぬところで谷口悟朗監督のエッセンスを感じることができたのは良かったのですが、個人的には、デフォルメしすぎたキャラは苦手なので、イマイチなところとして選びました。

ロボットの仕組みがピンとこない

バック・アロウで出てくるロボットは、人間の信念を具現化した存在であるブライハイトです。

バインドワッパーという腕輪型の装置?を付けると発現し、ブライハイト同士の戦いで負けると死ぬ、という設定は分かります。

ただ、このアニメでは、信念がMPみたいに数値化できる設定なんですよね。
私は今まで、信念は消耗するものとして考えたことがないのでピンときませんでした。
同様に、以下の設定も違和感の方が大きかったです。

  • 常人ならブライハイトに乗るのは1、2時間がやっと
    →限界まで乗ったら信念がなくなる?=死?
  • アタリーがブライハイトに乗った後に倒れた際、信念値の数値で回復度を判断
    →信念って寝れば回復するものじゃなくない?

例えば、もし信念がシンプルに精神力なら、戦いで疲れて減ることも確かにあるだろう、と納得できるのですが。

1話の段階だと、初見すぎて「とりあえずこのロボットで戦うのか」くらいの認識しかありませんでしたが、2話でブライハイトの設定が少し分かってくると、設定が中途半端な印象でした。

個人的にはロボットアニメって、どれだけリアリティを持たせられるかで面白さが変わってくると思っているので、バック・アロウの場合はロボットファンタジーとして見た方がいいかもしれません。

全体評価

次の話気になる度
面白かった度

詳細

2話でシュウとの邂逅が見れたのは良かったです。
次回へ気になるところで終わったのも高評価。
一方、細かい世界設定にツッコミどころも多かったので、この☆にしています。

4.5
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