
バック・アロウは2021年1月から6月まで放送されたロボットアニメです。
壁に囲まれた世界「リンガリンド」を舞台に、主人公であるバック・アロウが失った記憶を取り戻そうと壁の外を目指していくストーリー。
このページでは、アニメ動画5話を実際に視聴して感じた点を記載していきます。
いくつかの良かった点とイマイチだった点に分けてお伝えしますので参考にしてみてください。
【バック・アロウ】アニメ動画5話の感想-良かったところ

アニメ第5話「今日は昨日の明日なのか」では、カイとシュウが完全に袂を分ちましたね。
敵サイドとはいえ、カイに同情したくなってしまう回でした。
私が思う5話での良かったところは以下の3つです。
- カイとシュウの北壁の誓い
- 女性に優しいカイ
- シュウの頭脳戦
カイとシュウの北壁の誓い
4話の幼少期に続き、5話の冒頭では10年前のカイとシュウの奮闘が描かれました。
ラクホウを反乱軍から守ったにも関わらず、レッカ軍から切り捨てられそうになるカイとシュウ。
しかし、刃が振り下ろされた時、シュウがカイを庇い、腕に刃を受けて啖呵を切ります。
普段、冷静沈着なシュウが、鬼気迫る表情をして叫ぶシーンは新鮮で印象に残りました。
武力はカイ、知力はシュウ、と互いに役割分担しているコンビですが、いざというときは体を張って前に出てくるシュウは、とても男らしかったですね。
ここのシーンはシュウファンにとってかなり熱いシーンだったと思います!
#バック・アロウ 5話
10年前のシュウは男でしたね、ラクホウとはそれほど価値があるものなのか。
アロウも子供扱いするカイの強さも半端じゃ無いね。
グランエッジャから都への砲撃はハッタリだったのか!腕の傷を隠したりとシュウの作戦は見事でした。
面白いんだけど主役の影が薄いな😅 pic.twitter.com/19rwn6PKfT— HIDE@アニメとイラスト垢はフォロバ (@HHH_HIDE) February 5, 2021
女性に優しいカイ
#バック・アロウ 5話
シュウは世界を変える事で結果的にレッカ凱帝国をも変えようとしているのだろう
カイを退けた事でようやくシュウは受け入れられるかな
レンも敵として現れるんだろうけど、
シュウにほだされて仲間になりそう😆『今日のエルシャ』始めました✨#アニメ好きと繫がりたい #アニメ pic.twitter.com/8KUhiQiNt5
— アミノ(Amino from Anime & Booze / アニメとお酒) (@AnimeAndBooze) February 8, 2021
レッカを裏切ったシュウを問い詰めるために、単身グランエッジャに攻めてきたカイ。
エルシャもアロウも難なく薙ぎ払う圧倒的な強さは、シュウに「最強の敵」と言わしめるだけあります。
一方、5話では、戦いの最中でも女性に優しいところが見られました。
カイの攻撃で無力化した空中のエルシャをキャッチして、傷つけることなくグランエッジャの甲板に下ろしてくれるのです。
その時の手つきの優しいこと!
このシーンを見るまでは、なんとなく脳筋キャラのイメージがあったのですが、戦いの中でも女子供を傷つけないとする精神は、まるで騎士のようだなと感じました。
むしろ、なんの躊躇いもなく北壁の誓いを破ったシュウに比べて、義と誇りを重んじるカイの方が好きだなと思ってしまいました。
シュウの頭脳戦
5話はシュウの天才的頭脳が遺憾なく発揮された回でしたね。
#バック・アロウ 5話
シュウの優秀な軍師っぷりが発揮される回で
誰よりもカイの性格をよく知り理解しているからこそ
それを逆手に取った策略は見事でしたよね~(o^^o
このアニメってなんとなくコードギアスっぽさがあると思っていたら
監督さんが同じなんですね
来週もめっちゃ楽しみだ~(≧∇≦ノ pic.twitter.com/7JglRVdpSs— ヤマザクラ@ゆゆゆ好き (@Miu_huurinji) February 5, 2021
カイに自分への未練を断ち切らせるため、腕の傷を隠したシュウ。
5話の終盤では、グランエッジャの主砲が、遠く離れたレッカの都にも届くほどの脅威だと信じ込ませるハッタリ。
どれもカイの性格を知り尽くし、事前に準備した上での策です。
天才と自称する実力が本物だと証明されて、よりキャラの魅力が増した回でした。
【バック・アロウ】アニメ動画5話の感想-イマイチだった点

ここからは、私が感じたこの回のイマイチなところをいくつか書いていきたいと思います。
主には以下の2つです。
あくまで個人的な感想なので、気になるかならないかは人それぞれだと思います。
- ビットの小物感
- シュウの感情が見えない
ビットの小物感
正直、5話でのビットは、余計なことしかしないレベルの立ち回りでした。
特に、剣を抜いたカイの背後から、銃を突きつけた時の小物感がスゴい。
しかも、そんなビットを無視して、カイとシュウが「これはお前の策かシュウ」「違うに決まってるだろ?」と冷静に会話しているのを見て、何となく仲間目線で恥ずかしくなってしまいました。
バック・アロウ 第5話。
胡散臭いが、一応仲間として迎えられたシュウ。
でもどっかのタイミングで裏切りそうな予感もする。
とはいえ、策士としての能力は超一流。どうしても脳筋的な発想のキャラばかりだからね。
あと、ビットくんに少しでもよいから活躍が欲しい。笑#backarrow pic.twitter.com/jSjY3Hx2Sh— ゲイル (@huraibou_1407) February 5, 2021
これだけ主人公サイドで小物キャラも珍しいですが、後半化けるタイプなのかもしれませんね。
声を当てているのが小野賢章さんなので、そう思わないと納得できない…。
シュウの感情が見えない
5話はシュウの策士としての活躍がメインでしたが、不思議なほどシュウの感情の機微が描かれていなかった気がします。
第1話からの積み重ねもあるのでしょうが、シュウって、他人に対してどんな感情を持っているのか読めないキャラですよね。
壁際族と罵られながらも、国を良くしようと共にのし上がったカイに対して、全く罪悪感を感じさせない振る舞いです。
📺#バック・アロウ 5話
シュウはカイを裏切らないと思ったけど、袂を分かつことにしたのね🤔
共に奴隷からのし上がり、互いを知り尽くした2人。それ故のシュウの駆け引き(ハッタリ)が効いてくる。
アロウを凌ぐカイの力、この先も壁として立ち塞がるのだろうと思うと、今回がその始まりになるのですね pic.twitter.com/451NCRLyNG— はにわ ホ~ (@820hoo) February 5, 2021
頭のいい人は何考えているか分からない、なんて良く言いますが、ちょっとシュウの場合は感情を描かなすぎなのではないかと思ってしまいました。
カイやレンが感情を素直に出すキャラなので、余計そう感じるのだと思います。
もちろん、こうして裏切ってもケロッとしている態度も、さらに計略があるから、とも考えられます。実は裏切っていなかったとか。
ただ、「そのキャラらしさ」だけでなく、感情の機微ももう少し描写してくれた方が、物語により深みが出ると思うので、惜しいなと感じました。
全体評価
詳細
シュウの頭脳戦は見応えがあり、カイの凄まじい強さも見ていて圧倒されました。
少し気になるところはあったものの、5話はシュウがカイと袂を分かった熱い回でした。
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