【バック・アロウ】アニメ動画7話の感想

バック・アロウは2021年1月から6月まで放送されたロボットアニメです。
壁に囲まれた世界「リンガリンド」を舞台に、主人公であるバック・アロウが失った記憶を取り戻そうと壁の外を目指していくストーリー。

このページでは、アニメ動画7話を実際に視聴して感じた点を記載していきます。
いくつかの良かった点とイマイチだった点に分けてお伝えしますので参考にしてみてください。

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【バック・アロウ】アニメ動画7話の感想-良かったところ

アニメ第7話「壁はそんなに堅いのか」では、プラーク卿がアロウ達の前に登場し、リュート卿和国へ招待します。
私が思う7話での良かったところは以下の3つです。

  • レンの推理力
  • 自分の好奇心に忠実なシュウ
  • プラーク卿がかっこいい

レンの推理力

7話では、レンがシュウとの過去の会話からシュウの策を推理し、仕掛けられた爆弾を見つけます。

裏切り者シュウへの復讐心を燃やしながらも、冷静にシュウの思考を読み行動する姿は、少し意外でしたが、感心しました。
上司の何気ない発言をしっかり覚えてるなんて、やはりレンは優秀な軍人なのですね。

しかも、7話の終盤のカイとの会話では、シュウの仕掛けた爆弾を発見し、レンへの追求を無くさせようとしたことも含め、シュウの予定通りであると認識しています。

客観的に見ると、シュウは残された部下のこともちゃんと考えていたんだな、と感じますが、レン本人にとっては「舐められたものだ」と、さらに憎しみを増す結果になっており、複雑ですね。

自分の好奇心に忠実なシュウ

シュウの良いところは、天才的頭脳で物事を思い通りに進める一方、自分の予想を裏切るような展開も楽しめるところだと思います。

強力なグランエッジャの主砲でも、世界壁に傷一つ付けられないことに動揺するどころか、逆に楽しんでいる姿は無邪気でしたね。


7話のBパートでは、壁を壊すことにこだわり、リュートの誘いを受けなかったアロウ側に付くのではなく、リュートの最新技術に興味を持ちアロウと別れます。

あくまでもシュウの興味は、バック・アロウ<壁の外、という一貫した姿勢が好印象でした。

プラーク卿がかっこいい

今回で初登場となったリュートの騎士、プラーク・コンラート卿。
優雅で凛々しいキャラに小松未可子さんの声がよくハマっていると思います!

レッカのバイ・トウアツ将軍がゴリゴリの熱血キャラだった分、優雅に空からブライハイトを駆る姿はカッコ良かったです。

一方、フィーネ姫を邪険にした者の腕を躊躇いなく切り落とす一面も。
エレガントな仮面の裏に隠した激情によって、これからどう活躍していくのか楽しみになりました。

コードギアスを観ていた視聴者からすると、フィーネ姫がユーフェミア、プラーク卿がコーネリアを思い起こさせたのではないでしょうか。

【バック・アロウ】アニメ動画7話の感想-イマイチだった点

ここからは、私が感じたこの回のイマイチなところをいくつか書いていきたいと思います。
主には以下の3つです。
あくまで個人的な感想なので、気になるかならないかは人それぞれだと思います。

  • フィーネ姫の頭はお花畑?
  • アロウの自分勝手ぶり
  • 6話に続くカイの奇行

フィーネ姫の頭はお花畑?

前回、美少年牧場でブルー達を実験体として弄んでいたウォルストン侯爵。
フィーネ姫は彼の行いを攻め、涙ながらに「世界は愛で満ちている」と説きます。

バック・アロウはクセが強く、分かりやすいキャラが多いことが魅力ですが、フィーネ姫の個性については、正直、違和感が大きかったです。

世界を2分する大国の一つを治める権力者が、愛の大切さを説くだけでやっていけるとは思えません。
実際、反抗的なウォルストンを、後からプラーク卿が粛清しています。

国家が一枚岩ではないことは、なんとなく分かりますが、フィーネ姫の性格はお花畑すぎるのではないかと心配になりました。
リュート国の闇は深そうですね。

アロウの自分勝手ぶり

7話では、壁を壊したいアロウに、リュートへ連れていきたいプラーク、グランエッジャから降りたい村人達など、複数の思惑が交錯する状況でした。

アロウは頑なに壁を壊すことにこだわり、一人グランエッジャを降りてその場に残ります。
個人的にはこの行動は自分勝手すぎて、あまり好きになれませんでした。

何らかの思惑があってアロウをリュートに連れていきたいプラーク卿はともかく、やっとアロウを仲間と認めるようになったエルシャ達や、国や親友、全てを捨ててアロウ側についたシュウに対しても遠慮のない態度はいかがなものか。

ある意味主人公らしいと言えるのかもしれませんが、信念が「無我」なんて嘘じゃないか、と思えるほどの自分勝手ぶりですね。

6話に続くカイの奇行

6話で、自分への処分の上乗せとして大岩を背負っていたカイ。
7話ではさらに、逆さ吊りという苦行を行っていました。

しかも、いつの間にかふんどし一丁になっているのに、それについて何の動揺もないレンのメンタルもすごい。
5話での最強将軍キャラはどこに行ったのか…。


レンと真面目な会話をしているのに、絵がギャグすぎて内容がイマイチ頭に入ってきませんでした。

全体評価

次の話気になる度
面白かった度

詳細

アロウ達が仲間割れのような形になってしまいましたが、次回どう動くか気になります。
本編は新キャラが出たものの、そこまでワクワクする展開がなかったのでこの☆にしています。

3.8
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