【呪術廻戦】0巻を読むタイミングは?劇場版放映前に整理しよう

2021年12月24日に映画化が決定している大人気漫画『呪術廻戦』。
その放映予定の劇場版タイトルは『呪術廻戦0』。
呪術廻戦0のストーリーはコミックスの第0巻に収録されたものです。

その0巻ですが、「本編との関係は何か」、「どのタイミングで読めばいいのか」との疑問が相次いでます。
そこで今回は、0巻のおすすめの読み進め方を紹介したいと思います。

映画を観る前に、原作で一度情報を整理しましょう。

※この記事にはネタバレが含まれます。

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呪術廻戦の漫画は『発売日』順に読むのが基本

『呪術廻戦』0巻は、3巻と同時に発売されました。
読者の中には2巻と3巻、どちらの後に読むべきか迷った方も多いでしょう。
ですが、私としては2巻の後に読むことをお勧めします。

理由は2巻の『登場人物』にあります。
2巻からは物語の主要人物の一人である「夏油 傑」が登場。
この夏油は本編だけではなく、0巻でも重要な立ち位置にいます。

過去に何をした人物なのかを知っておくと、本編でのキャラ印象も強くなるでしょう。
そして最も重要なのが、0巻の主人公「乙骨 憂太」。
2巻では伏黒の話の中で、その存在に触れられています。

集英社 呪術廻戦より引用

0巻を読むと、伏黒が乙骨を尊敬している理由がわかります。

要するに、この順で読むと「コイツ誰?」という疑問が即解消されます。
発売時期から見ても、2巻読後のタイミングで0巻を読んでもらいたいと公式側も考えているのではないでしょうか。

0巻の登場人物

乙骨憂太(おっこつゆうた)

東京都立呪術高等専門学校(呪術廻戦 第0巻)の主人公。
東京都立呪術高等専門学校1年(第0巻時点)。
階級は特級呪術師。

特級過呪怨霊『祈本里香』に取り憑かれた特級被呪者。
乙骨憂太自身に危害を与えるモノが現れると、祈本里香が顕在し加害者へ危害を与える。

祈本里香(おりもとりか)

乙骨憂太の婚約者。享年11歳。
母は5歳の頃亡くなり、父親も失踪後生死不明。
乙骨憂太のことを生前も死後も愛していた。

五条悟(ごじょうさとる)

東京都立呪術高等専門学校の教員。
階級は特級呪術師。

第0巻では、目の周りに巻くのは黒い布ではなく、サングラスか包帯を巻いていた。

禪院真希(ぜんいんまき)

東京都立呪術高等専門学校1年(第0巻時点)。
階級は4級呪術師。

苗字で呼ばれることが嫌い。
乙骨憂太が転入してきた際には、彼のことを毛嫌いしていた。
しかし成長していく彼に、次第に惹かれていく。

狗巻棘(いぬまきとげ)

東京都立呪術高等専門学校1年(第0巻時点)。
階級は準1級呪術師。

祈本里香によって、不本意に周囲を傷つけてしまう乙骨のことを気にかけている。
0巻でのキャラデザは虎杖悠仁にそっくりだが、後にマッシュルームカットに変わる。

パンダ(ぱんだ)

東京都立呪術高等専門学校1年(第0巻時点)。
階級は準2級呪術師。

本編との立ち位置が一番変わらないキャラ。
0巻ではツンデレ気味な禪院真希をいじったり、場面を盛り上げる姿が多い。

夜蛾正道(やが まさみち)

都立呪術高専学長。
階級は1級呪術師。

人形に呪いを込めて呪骸として動かす術式を持つ。
外見に似合わず、作る人形はかわいらしい見た目をしている。
呪術師は危険な職業であることを生徒に熱く説く教育者。
かつては五条や家入の担任でもあった。

伊地知潔高(いじち きよたか)

高専所属の補助監督。

呪術師の派遣手配や事後処理、作戦の連絡係、呪術師の活動を秘匿する帳(とばり)を下ろすなど縁の下の力持ち的存在。

夏油傑(げとうすぐる)

0巻のラスボス。
階級は特級呪詛師。
100人を超える一般人を呪殺して高専を追放された「最悪の呪詛師」。
五条悟の「たった一人の親友」。

呪術師の楽園を築こうとしており、大規模呪霊テロ・新宿・京都百鬼夜行を起こす。
呪術師ではない一般の人間に対してはかなり冷淡。

美々子&菜々子(みみこ&ななこ)

夏油の「家族」である双子の少女。

ミゲル(みげる)

夏油の「家族」の一人。カタコトで話す黒人。

本編とのつながりが知りたいなら『時系列』順に読むべし

呪術廻戦0巻は、本編の半年~1年前の呪高専で起きた出来事を描いた内容になります。
0巻だけで物語が完結していますし、本編を読んでいなくても内容は理解できます。
ですので、呪術廻戦を未読の方には、『0巻→1巻~最新刊』の順番がオススメです。

刊行されてから結構時間が経過していますし、既に10巻以上まで読み進めている方も多いでしょう。
そういった方には『8巻→9巻→0巻』の順番で、もう一度読んでみるのもオススメです。

8巻と9巻は、五条と夏油の過去編になりますからね。
時系列準で見ると、実質一番古いストーリーになります。
夏油が敵にまわる過程が描かれているので、9巻の後に0巻を読むとストーリーがスムーズに頭に入ってくると思います。

過去編

五条と夏油の呪術高等専門学校の学生時代が描かれている。
8巻の65話「懐玉」から9巻の79話「これからの話」までの15話。

五条の特徴

  • 呪術高等専門学校2年生
  • 黒い布みたいな目隠しではなく丸縁のサングラス
  • 髪型はあまり変わらないが少し短かめ
  • 一人称は「僕」ではなく「俺」

【呪術廻戦】0巻は読むべき?面白い?

0巻の正式タイトルは『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』です。
本編の主人公である虎杖悠仁が通う、「呪術高専東京校」の2年生『乙骨憂太』の物語。
先にも書きましたが、本編の半年~1年前が描かれたスピンオフ漫画です。

ジャンプで呪術廻戦の連載が始まるより前、『ジャンプGIGA』という別雑誌で4話まで連載されていた『東京都立呪術高等専門学校』を、まとめたものが0巻です。
既に完結作品となっており、本編では「過去に起きたこと」として片付けられています。
つまり読んでも読まなくても、本編を読むうえで大きな支障はありません

問題は、主人公の乙骨ってどんな奴?ってことですね。

  • 伏黒にとって唯一、手放しで尊敬できる先輩
  • 五条が「自分と並ぶ呪術師になる」と評価する生徒
  • 東堂が目の敵にするほど強い

簡潔ですが、こんなところでしょうか。
このように本編の話だけ聞くと、相当強いことが分かります。
既に本編の方では登場してるので、読んでる人は御存知でしょう。

ですが過去に何をやったのか、その強さは何かについては0巻を読まないと詳しくは分かりません。
要するに0巻は乙骨の解析本だと思ってくれれば大丈夫です。
他にも、本編で語られている夏油が過去に起こした『新宿・京都 百鬼夜行』の詳細も0巻で分かります。

つまり、本編をより深く理解して楽しみたいなら、0巻は読んだほうが良いというのが結論です。

ジャンプGIGA

集英社が発行する日本の月刊漫画雑誌。 『週刊少年ジャンプ』の定期増刊号。
『少年ジャンプ』『週刊少年ジャンプ〇〇Special』『赤マルジャンプ』『少年ジャンプNEXT!』『少年ジャンプNEXT!!』などの名称変更を経て、2016年に『ジャンプGIGA』に改名。
新人作家の読切を中心に様々な漫画作品を掲載している。

東京都立呪術高等専門学校

『呪術廻戦』の前日譚にあたる芥見下々の漫画作品。
及び、両作の舞台となる学校名。

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