【呪術廻戦】面白いのは漫画のどこから?掲載順位から紐解く!

呪術廻戦は、2018年から週刊少年ジャンプにて連載され、アニメ化もされている大ヒット作品です。

そんな呪術廻戦ですが、連載当初は「つまらない」と人気が出ず、打ち切りかと危惧された時もありました。

しかし、回を重ねるにつれて面白くなっていき、今やシリーズ累計発行部数5000万部を突破する人気作。

一体、どこから呪術廻戦は面白くなったのでしょうか?
この記事では、週刊少年ジャンプの人気アンケートの順位から調査していきます!

これから漫画を読もうか悩んでいる人は参考にしてみてください!

Sponsored Link

【呪術廻戦】ストーリーの流れ

2021年9月現在、漫画は最新156話まで連載中、単行本は16巻まで発売中です。
16巻までで、物語は大きく7つの話で区切られています。
※前日譚の0巻『東京都立呪術高等専門学校』は除外しています。

①序盤(1巻1話〜5話)

2018年6月の宮城県仙台市。
常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁。
祖父が逝去した夜、学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う呪霊が現れる。
窮地の中、虎杖は力を得るため呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺の器となる。

②呪胎戴天編(1巻6話〜2巻9話)
西東京市の少年院に特級呪霊の呪胎が出現。
虎杖、伏黒、そして同じ高専1年の釘崎野薔薇が派遣される。

③幼魚と逆罰編(3巻19話〜4巻31話)

神奈川県川崎市で変死体が発見され、虎杖と1級呪術師の七海建人が派遣される。
調査の結果、特級呪霊・真人と、事件の目撃者として高校生・吉野順平の存在が浮かび上がる。

④交流会編(4巻32話〜7巻54話)

京都校との交流会当日、虎杖は伏黒達と合流。
団体戦では、京都校3年生・一級呪術師の東堂葵と対峙することになる。
一方、京都校は学長の差し金で「宿儺の器」である虎杖の抹殺を目論んでいた。

⑤起首雷同編(7巻55話〜8巻64話)

虎杖・伏黒・釘崎は、呪霊の刺殺事件が3件発生していた埼玉県さいたま市に訪れる。
現地調査の結果、3人は被害者達の共通点である八十八橋へ向かい、呪霊と対峙。
同時に、夏油達と手を組んだ呪胎九相図の壊相・血塗が現れ、虎杖達と鉢合わせる。

⑥過去編(8巻65話〜9巻79話)

五条の高専2年生時代の話。
五条と夏油に課せられた“星漿体”の護衛任務は、伏黒を名乗る“術師殺し”の奇襲で最悪の事態に陥る。
五条を最強に至らしめ、夏油を造反に導いた在りし日の事件と結末。

⑦渋谷事変編(10巻83話〜)
渋谷駅周辺に特殊な帳が張られ、一般人が閉じ込められる。
首謀者は特級呪詛師・夏油傑及び夏油と手を組む特級呪霊達。
これに対し、高専は五条悟単独での渋谷平定を決定し、同時に高専の呪術師総出で渋谷に派遣される。

【呪術廻戦】掲載順位を見ればどこから面白いか分かる?

呪術廻戦が掲載されている週刊少年ジャンプには、読者アンケートハガキがついており、面白かった作品に投票することが可能。
このアンケートの投票結果が掲載順に反映されています。

つまり、雑誌の前の方に掲載されている作品ほど人気がある、と見ることができるのです。

なお、掲載順は毎週のアンケートが元ですが、1週1週反映させている訳ではありません。
ある期間で区切ったおおよその「平均」から、掲載順に反映されています。

その他にも、アニメ化や新連載、改編会議の結果、プッシュ具合や原稿の遅れ具合で変動させて、毎号の掲載順が決定されているそうです。
なので、ある程度その作品の人気を把握する参考としてみて見てください。

ここからは、呪術廻戦について、最新16巻までの順位変動を見ていきましょう!

引用元:呪術廻戦掲載順グラフ

1巻〜2巻前半:つまらない!と打ち切り候補に!?

呪術廻戦は2018年3月から連載開始しました。
新連載として巻頭トップで掲載されてから、人気度を表す掲載順は、週うを追うごとに右肩下がりでした。

一番順位が落ちたのは2巻14話の「急襲」。この時の掲載順は19位でした。
これは、ジャンプの常時掲載作品数が20作品前後であることを考えると、ほぼ最下位です。
この頃は読者も打ち切りを危ぶむレベルだったとか。

この頃のストーリーとしては、少年院での宿儺暴走で主人公の虎杖が死亡、その後復活し五条先生に修行をつけてもらうところです。

個人的には、確かに週刊で読んでいたら、序盤はつまらないと感じてしまうのも無理ないと思いました。

あまり派手な戦闘シーンもなく、1話でチートな主人公かと思わせておきながら、少年院の特級呪霊には手も足も出ず。
序盤というのもありますが、キャラクターの掘り下げも少ないので、
作品に入り込めない読者が多かったのではないのでしょうか。


おそらく単行本で一気に読めば、展開もテンポ良く感じられるので、序盤のつまらなさは感じにくいのではないかと思います。

2巻終盤:五条先生の領域展開で急上昇

掲載順が一気に19位から7位に上昇した週があります。
2巻15話「展開」と聞いてピンとくるファンもいるのではないでしょうか。

そう、五条先生が漏瑚戦で初めて素顔公開&領域展開を使った回です。
最強イケメンキャラの活躍は、女性ジャンプ読者に大きな衝撃を与えたのでしょう。
呪術廻戦はここから5巻前半まで、ほぼ5位以内をキープという大躍進を果たしました。

8巻〜9巻:過去編は意外と盛り上がらず?

呪術廻戦を打ち切りの危機から救ったとも言える五条先生。
しかし、五条先生の過去編である8巻65話〜9巻78話の掲載順は、10位〜15位の間で停滞する時期もありました。

過去編は、五条先生が最強に至った激闘や、夏油の因縁が明らかになる等、個人的には、バトル、心理描写どちらも非常に質が高いと感じました。

一方、主人公不在の過去編で14話(約3か月)という長さだったことを考えると、週刊で読んでいた読者にとっては、話が間延びしているように感じられたのかもしれません。

また、内容としても、週を重ねるごとに重い展開になっていったので、明るい少年漫画を求める読者層からの支持が離れていったと考えられます。

渋谷事変終盤から現在は上位キープ!

呪術廻戦の連載以来、一番の長丁場もあった渋谷事変編。

実は、中盤11巻〜13巻辺りは、掲載順が10位〜15位とそこまで上位ではありませんでした。

ストーリーを見ると、五条先生が封印され、虎杖達が新キャラの呪詛師達と対峙していくあたりから停滞したようです。

しかし、宿儺が一時的に虎杖を支配し、漏瑚と戦闘するあたりからは再び順位を上げ、渋谷事変終了まで巻頭カラーも含めるとトップ5をほぼキープし続けました。

単行本で言うと14巻あたりからですね。

もし、10巻前後で呪術廻戦を読むのを辞めてしまった人は、とりあえず14巻まで追いついて読んでみてはいかがでしょうか。

まとめ:呪術廻戦はとりあえず3巻までは読むべき!

ここまで呪術廻戦の掲載順の動きを見てきました。

3年を超える連載なので、ある程度の浮き沈みはあるものの、15話以降は打ち切りが危ぶまれるほどの順位にはなっていません。

結論として、呪術廻戦をこれから読む人には、まずは3巻まで読んでみることをおすすめします。

3巻まで読んで面白ければ、最新刊まで一気に楽しめるはず。

もし、途中の10巻前後で何だか面白くないなーと感じた場合は、一旦14巻まで読み続ければ、より呪術廻戦が好きになるかも?

Sponsored Link

コメント