【呪術廻戦】15巻の表紙を飾る真人を深掘り!気になる特典にも注目!!

2021年3月4日に発売された呪術廻戦15巻。公式ファンブックも同日に発売されました。

気になる表紙は、特級呪霊の真人です。
渋谷事変では、大量に人造人間を生み出しパニックを引き起こしています。

ここでは、虎杖の宿敵でもある真人について深掘りしました。

また、15巻の特典をまとめているので、これから購入する人はぜひ確認してみてください!

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呪術廻戦15巻のあらすじ

前巻は両面宿儺の暴走、七海の死など衝撃の展開でした。
祖父や吉野順平の死を乗り越えてきた虎杖ですが、さすがに精神が限界です。

15巻では、そんな状態の虎杖が真人と対峙します。

あらすじ

宿儺による大量殺人、七海建人の死…そして真人の手にかかり釘崎までも──!! 自らの罪の重さに虎杖の心が限界を超えたその時、親友の危機にあの男が駆け付ける。虎杖と真人、呪い合う両者の終着点とは…!?

「週刊少年ジャンプ」公式サイト

収録話数

第125話 あの子の話
第126話 渋谷事変㊸
第127話 渋谷事変㊹
第128話 渋谷事変㊺
第129話 渋谷事変㊻
第130話 渋谷事変㊼
第131話 渋谷事変㊽
第132話 渋谷事変㊾
第133話 渋谷事変㊿

呪術廻戦15巻の表紙 真人とは何者なのか

芥見先生が描く呪術廻戦の表紙はどれも独特ですが、15巻は「これ誰?」と思うほど異質ですよね。

自分の手首を押さえつけ苦しんでいるように見えるこの人物は、特級呪霊の真人です。

真人は、呪術廻戦の2巻で初めて登場しました。

初登場時は落ち着いた雰囲気だった真人ですが、呪いとして人を不幸にし続けているうちに、より凶悪になってきましたよね。

夏油・漏瑚と手を組み、呪術界の脅威となっています。

自分勝手に行動する真人からリーダーシップは感じられず、特級呪霊のボスには見えません。

実は14巻で、花御が「真人はまだまだ強くなる。だから貴方は彼を頭に据えたのでしょう」と漏瑚に言っていました。

その点から真人はリーダーというよりは代表なのだと考えられます。

ここでは、真人はどんな呪霊なのか、渋谷事変ではどんな目的で行動しているのかを解説します。

人の感情が生み出した呪い

人の負のエネルギーが集まって形になった呪いを、「呪霊」と呼びます。
虫の形をしていたり、妖怪っぽい形だったり。どの呪霊も気味が悪いですよね。

呪霊には発生源に関連した能力を持っているものもいます。
例えば、火を操る漏瑚の発生源は大地、花を咲かせられる花御は森が発生源です。

ツギハギ姿ではありますが、漏瑚や花御と比べると人間に近い外見の真人は「人が人を憎み恐れた腹から産まれた呪い」、つまり人が発生源です。

真人は、虎杖の目の前で吉野順平を人造人間化させたり、七海を殺したりと、虎杖が不愉快だと感じることを喜んでやっています。

人の醜さを見せつけられているように感じますね。

能力

真人は特級呪霊とされています。

14巻までで使っている技は「無為転変(むいてんぺん)」「領域展開」の二つに分けられます。

真人の技を詳しく解説したので、15巻を読むときには参考にしてみてください。

無為転変

無為転変は、触れた相手の肉体や魂の形を変えられる術式です。

呪術師は、呪力で自分の体を守れます。

京都姉妹校交流会では、狗巻棘の呪言を警戒して、加茂憲紀が耳から脳を呪力で守るように仲間に助言していました。

また呪術師が壁や木に強打しても動けるのも、呪力で防御しているからだと考えられます。

しかし体を守ることには慣れていても、ほとんどの呪術師は魂を守ることはありません。

そのため、真人に魂を狙われるとほぼ確実に負けてしまいます。

また人造人間も無為転変で作っています。
おそらく真人にとっては粘土遊びのようなものなのでしょう。

人と呪霊は相容れぬものとは言え、命をおもちゃのように扱う真人の行いは見ていて気分が悪くなります。

領域展開「自閉円頓裏(じへいえんどんか)」

呪術廻戦4巻で、虎杖と七海を一度に相手していた真人。二人の連携攻撃のなかで、真人は「死」を感じました。

このときにインスピレーションを得て真人が行ったのが、領域展開「自閉円頓裏」です。

手の印象が強いこの領域内では、本来は対象に触れないと使えない無為転変が自在に操れるようになります。

相手を領域内に引き入れれば勝ちが確定する点は、五条悟の「無量空処」に似ています。

初めての領域展開は、虎杖が外部から侵入してあっけなく終わりました。

呪術廻戦15巻では、再び真人が領域展開をします。
以前よりも経験値のある真人が、どのように攻撃するのか見逃せませんね。

渋谷事変での目的

2018年10月31日に発生した「渋谷事変」。
夏油傑と複数の特級呪霊によって引き起こされました。

人間を無差別に攻撃する呪霊側は、「我々呪いこそ、真に純粋な本物の人間」と主張しています。
しかし日本の国土には天元によって結界が張られており、一筋縄ではいきません。

(天元の結界について詳しく知りたい人はこちら!呪術廻戦9巻までの情報で天元について解説)

そこで夏油は、呪術師との戦争に勝つために2つの条件を提示しました。

  • 五条悟を戦闘不能にする
  • 両面宿儺を仲間に引き込む

渋谷事変が発生し、五条悟は獄門彊に封じられ、虎杖は宿儺の指を10本飲み込み宿儺に肉体の主導権を握られます。

虎杖はすぐに意識を取り戻しましたが、宿儺が行った大量殺人は少なからず人間側にダメージを与えました。

呪霊側の目的が果たされていく一方で、真人には虎杖の精神を壊す目的もあります。

4巻で虎杖と対峙した真人は、「虎杖悠二を殺したい」「肉体と違って、魂は何度も殺せる」と言っていました。

その目的を果たすべく、14巻では虎杖の目の前で七海を攻撃しました。

さまざま呪術師との戦闘のなかで成長していく真人は、虎杖の精神だけではなく肉体すらも攻めていきます。

呪術廻戦15巻では、真人と虎杖の対決がメインで描かれていますよ。

呪術廻戦15巻の特典

2021年1月に発売された14巻は、一部の店舗で「年間カレンダー付きアニメ場面写カード(10種)」が特典として付いていましたよね。

呪術廻戦の購入特典はイラストカードに限らず、キラシール(5巻)やステッカー(10巻)など種類が豊富です。

呪術廻戦15巻には、アニメイト限定特典でイラストカードがついています。

書店によってさまざま特典が付いているのも楽しみの一つですが、残念ながら15巻で特典が付いているのはアニメイトのみです。

特典のイラストカードには、渋谷事変が10月31日に起こっているのに関連して、ハロウィンのイラストが描かれています。

伏黒・釘崎・五条の三人が、本編では描かれないミニキャラ姿になっているのがかわいいですね。

発売直後は売り切れてしまいましたが、2021年8月末に確認したところ、再びイラストカードつきで販売されていました。

ぜひアニメイトオンラインで呪術廻戦15巻をチェックしてみてください。

まとめ

ただ強いだけではなく精神的にも追い詰めてくる真人は、できれば相手をしたくない敵です。

人の負の感情から産まれたためか、人が不快に感じる言動ばかりなのは見ているだけで不愉快になります。

多くの死を渋谷事変で見てきた虎杖を、さらに追い詰める真人。
呪術廻戦15巻では特級呪としての実力が描かれていますよ。

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