【呪術廻戦】8巻の64話では恋バナが読める!?虎杖の人柄に注目!

2020年1月4日に発売された呪術廻戦8巻。

呪術廻戦はシリアスなシーンばかりですが、この8巻では珍しく恋愛を中心としたストーリーがあります。

虎杖の中学生時代の話ですが、そこからは虎杖の変わらない人柄を読み取ることができました。

そもそも、虎杖悠仁はどのような人柄なのか。

人気投票では一位になるほど人気がある理由を探ってみます。

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呪術廻戦8巻のあらすじ

呪術廻戦8巻の前半で、九相図兄弟との戦闘が終わります。

意思疎通ができる呪霊との戦闘は、虎杖と釘崎を大きく揺さぶりました。

そして、ついに五条悟の過去編へと突入します。

あらすじ

受肉した「呪胎九相図」の次男三男を撃破し、宿儺の指を回収した虎杖達。その成果を受け彼等を1級術師に推す声が上がる。裏で手を回す五条の思惑は…!? ──物語は、五条と夏油の高専2年時の事件へと遡る!!

「週刊少年ジャンプ」公式サイト

収録話数

第62話 起首雷同ー捌ー
第63話 共犯
第64話 そういうこと
第65話 懐玉
第66話 懐玉ー弐ー
第67話 懐玉ー参ー
第68話 懐玉ー肆ー
第69話 懐玉ー伍ー
第70話 懐玉ー陸ー

呪術廻戦8巻の64話はまさかの恋バナ!?

主人公がモテている話が読みたい。

そんな編集者の声がきっかけで作られた64話。

ここでは、中学生時代の虎杖のエピソードが描かれていました。

同級生の男子に「気になる人いないの」と話を振られた虎杖。

「強いて言えば、小沢」と答えます。

小沢と呼ばれた少女は、影でデブと言われるほど丸い体型をしていました。

虎杖は彼女を選んだ理由を「食べ方とか字とかがきれいだから」と言います。

その話を廊下で聞いていた小沢本人は、すこし嬉しそうでした。

中高生の女の子は、とくに体型を気にしています。

意識しなくてもルックス以外をほめられるのは、虎杖が人をよく見ているから言えるのだと思います。

ちなみに、東堂に好みのタイプを聞かれたときは「尻と身長がデカい女の子」と答えていました。

やっぱりルックス重視じゃん。

そう思ってしまう発言ですよね。

しかし、この時も「強いて」と言っています。

虎杖は、恋愛に対しての理想やこだわりはあまり無いようです。

デリケートなルックスに関しては気軽に話さない虎杖の姿勢が、女性ファンの人気の理由だと思います。

呪術廻戦8巻までで感じた虎杖の人柄

実は8巻のおまけページにて、作者は虎杖を「苦手」だと言っています。

そんな虎杖の読者人気は、投票で一位になるほどです。

一体、虎杖にはどんな魅力があるのでしょう。

虎杖のさまざまな面を見てみます。

祖父の遺言に縛られる

大切な人が遺した言葉は、私たちにとって身近な「呪い」の一つと言えます。

虎杖にとって唯一の肉親だった祖父は

「オマエは強いから人を助けろ。オマエは大勢に囲まれて死ね」

と言い残しました。

身近な人の死は、それを経験した人の価値観を大きく変えます。

祖父が遺したこの言葉は、虎杖の死生観を形作りました。

また、虎杖が他人が「正しく死ぬ」ことに強くこだわっているのも、この遺言が元になっていると考えられます。

他人のために怒れる

3巻にて、真人によって造られた改造人間と戦った虎杖。

家入の解剖により呪霊ではなく改造人間だと知ったとき、「趣味が悪すぎだろ」と怒りをあらわにしました。

その姿を間近で見た七海は「他人のために本気で怒れるのだな」と感じます。

あなたも、一度くらい他人のために怒りを感じたことありませんか?

他人とはいえ、その相手はあなたの大切な人ですよね。

虎杖の場合は、名前だけではなく生前の姿すら知らない相手のために怒っています。

他人のために怒るのは、少年漫画ではよく見られるシーンですよね。

その怒りがきっかけで、登場人物は大きく成長します。

しかし、相手との境界線を忘れてはいけません。

呪術師は、人の生死に関わる活動ばかりです。

他人は他人、と割り切って考えないと、他人を救えなかったときがとても辛いものになりそうです。

飾らず人と接する

少しでもよく見られたくて、人によって態度を変えてしまうことありませんか?

明らかな敵意を向けられない限り、誰に対しても素の状態で接する虎杖。

裏表が無いのも、人気の理由だと思われます。

その素直さを、

  • 五条からの指導(2巻)
  • 初対面の順平への態度(3巻)
  • 東堂からのビンタ(6巻)

この3つのシーンから見てみました。

五条からの指導(2巻)

呪術師として戦えるように、五条から呪力について教わるシーンです。

「最強だから」と偉そうな態度ばかりの五条に対して、虎杖は「五条先生から教えてもらえて嬉しい」と笑顔です。

あまりの毒気の無さに、五条も素直に教えたくなるのでしょう。

初対面の順平への態度(3巻)

虎杖とは友人となった吉野順平ですが、その初対面は真似できないセリフから始まりました。

「お前、あいつ嫌いだろ」

担任のズボンを持って逃走した理由を、虎杖はこう答えました。

嫌いなやつは家の前にはいて欲しくないだろ。だから、こうしたのだと。

誰に対しても飾らない虎杖だから、初対面の相手に「あいつ嫌いだろ」とはっきり言えるのだと思います。

東堂からのビンタ(6巻)

伏黒をぼろぼろにした花御を勢いに任せて攻撃をする虎杖。

そんな彼を東堂がビンタしました。

呪術師にとって怒りは、呪力を増大させたり逆に乱したりする、諸刃の剣です。

怒りに身を任せる虎杖を、東堂はビンタで落ち着かせたのでした。

もう片方の頬にもビンタを受け冷静になった虎杖は、「Thank you so much ベストフレンド」と心で思います。

東堂の独特の世界観に話を合わせられるのは、素直に話を聞ける虎杖だけだと思います。

まとめ

裏表が無く、人を傷つけるような言葉も言わない。

実際にはなかなか見かけない人柄ですよね。

正直、感情移入しやすいキャラクターでは無いと感じています。

しかし人気の理由は必ずしも「共感できるから」とは限りません。

絵に書いたような理想像のような人柄が、虎杖が人気の理由なのでしょう。

理想的な人間が、他人の負の感情と対面し続けるとどうなってしまうのか。

今後の虎杖がどのように成長していくのか見逃せませんね。

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