ヤングジャンプにて、大好評連載中の『シャドーハウス』
他に類を見ない、話題のダークファンタジーとしても注目を集めている作品です。
このページでは、アニメ動画2話を実際に視聴した感想をまとめて行きます。
新キャラクターがたくさん出てきて、いよいよ物語がスタートしたな~!と思う回です。
良かった所やイマイチだった点をまとめ、最後に評価をしていますので、視聴の参考にしてみてくださいね!
1話の紹介はこちら!↓↓

【シャドーハウス】2話「部屋の外には」
ケイトの部屋掃除にも慣れてきたエミリコ。
ある日、ケイトに「そろそろ、外の掃除にも呼ばれる頃ね」と言われます。
外の掃除では、他の生き人形と屋敷の中を掃除します。
エミリコが自分以外の『生き人形』に会うのは初めてで、部屋の外出るのも初めてです。
外の掃除に呼ばれる日、エミリコが部屋にいると同じ班になる『ミア』が迎えに来てくれます。
部屋の外に出たエミリコは、同じく班員である『ローズマリー』と『ルウ』が待つ大広間へ案内され、大勢の『生き人形』と大きな屋敷を目にします。
ミア達と仲良くなり、エミリコは世界が少しだけ広がりました。
その後、ケイトと外に出た際に、ミアとその主人『サラ』と出会います。
【シャドーハウス】良かったところ
アニメならではのシンクロ率!
1話で「シャドーの顔の代わりが生き人形なんだから」と役割を伝えられていたエミリコ。
2話では、その『顔』の意味が分かります。
部屋の外に出たケイトとエミリコの前に現れたのは、サラとミアでした。
『顔』の意味を知らないエミリコは、ミアに挨拶をして、ケイトにミアの紹介をします。
エミリコにとっては、いつも通りのやり取りでした。
それを見たサラは「なぁに?この顔、勝手にしゃべるわ?」と言います。
そして、そのサラの動きにシンクロして動くミア、軽蔑した表情でエミリコを見つめます。
このシーンは、生き人形の『顔』の役割を、会話と動きで見事に分からせる演出でした。
アニメならではのシンクロした動きは、原作よりも一層、生き人形の仕事を表現していたと感じました。
声優さんがすごい!
シャドーハウスでは、ケイトとエミリコ以外のシャドーと生き人形のペアは、同じ声優さんが務めています。
今回、ペアで現れたのは、前項でも登場した「サラ&ミア」
声優さんは大西沙織さんです。
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サラ/ミア役#大西沙織 さんに決定!
キャストコメント&線画公開🎊
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サラ/ミア役は大西沙織さんに決定!
キャストコメントが到着しました!2021年4月10日(土)から放送開始!
ティザーPV公開中!https://t.co/AdSShPXXNe
お楽しみに✨▼公式サイト▼https://t.co/tbs3p0OT6p#シャドーハウス pic.twitter.com/i1TxyhUidZ
— シャドーハウス公式(YJ連載中) (@shadowshouse_yj) March 10, 2021
プライドが高く意地悪な印象のサラと、元気で明るく姉御肌な印象のミアを演じ分けています。
最初に見たとき、同じ声優さんがやっていると知らなかったので驚きました。
全然違う声になっている訳ではないのに、とても印象が変わります。
【シャドーハウス】イマイチだったところ
急に始まるミュージカル
エミリコが大広間へやってきて、ローズマリーやミアと会話していると、エミリコは大勢の生き人形や、大きな空間に圧倒され、ひっくり返ってしまいます。
そんなエミリコに寄り添い、皆で屋敷の説明をしていると、ローズマリーが急に歌いだします。
それに続いて、ミアも歌いだします。
急なミュージカルに、私は若干「ポカン…」となってしまいました。
慌てて原作を見たところ、「拭けば明日は、すすが積もる♪」と表現されており、「歌ってたんだ…」と原作を振り返りつつ、やっぱり少し急なミュージカルに戸惑ってしまいました。
雑巾が手元にあるのに何故“ぬいぐるみ”で拭いてしまったのか
2話では、エミリコがケイトの“ぬいぐるみ”で、こぼした水をふき取ってしまいます。
その人形は、ケイトにとって大切な“ぬいぐるみ”でした。
大切なものが粗末に扱われてしまった事に対して、ケイトは酷く怒ります。
「大切」と言うことが分からないエミリコ、それを知るという展開や、今後のキーアイテムになる“ぬいぐるみ”の存在を示すシーンですが…。
ちょっと無理やり感がありました。
直前まで机を雑巾で拭いて居るにもかかわらず、こぼした水を“ぬいぐるみ”で水を拭いたのです。
原作では、ケイトの探している本を取ろうとして花瓶を倒してしまい、手元にあった“ぬいぐるみ”で思わず押さえてしまう表現で描かれています。
アニメの流れや制作上、仕方がなかったか、エミリコの音痴な歌を入れ込むために、改編があったと考えられます。
評価
話の分かりやすさ:5点
世界観:5点
続きが気になる:4.5点
全体評価:4.5点
2話では、生き人形の役割が何なのか、エミリコとミアの対比で描かれていました。
生き人形が、どう在るべきなのか思い知らされた回です。
ここで「シャドーハウス」の闇の部分を垣間見ることになりましたね。
個人的に、ミュージカルの部分と、序盤のエミリコのドジっぷりで「このアニメは雰囲気だけで、実は面白くないのでは…」と思う視聴者も出てきてしまいそうだと感じました。
しかし、声優さんの演技や「顔」のシーンが良く、また謎が徐々に明かされて行っている点と、最後にエミリコが「シャドーハウスっていったい何なのでしょう」と謎を残すことから、かなり続きは気になる!とも思います。
今回の話は、かなり分かりやすく描かれていましたし、世界観も魅力的なので4.5点と評価しました。
シャドーハウス公式サイト
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