
引用:YouTube
2021年6月15日、15時ちょっと前。上記タイトルを決めて、最初の文章を適当に書き始めています。昨日1日で、1巻〜22巻まで一気に東京リベンジャーズを読みました。
一切の予備知識なく、知人に勧められて読んだのですが、久々にかなり面白かったです。面白さを言葉で説明するのは、カンタンではありませんが、以下に書いていきます。
東京リベンジャーズが人気の理由を4つ!なぜ面白いか徹底解説!

引用:YouTube
主人公の戦闘能力の低さ
読みやすい
キャラクターが濃いし、単純じゃない
パッと頭に浮かんだ、東京リベンジャーズの面白さは、この3つです。
理由その1:主人公の戦闘能力の低さ
#週マガ 24号発売中!! #東卍 最新話では波乱のタケミチとヒナの関係が…?そしてマイキーとタケミチが二人でバイクに乗っています。そこで話される、マイキーの心の内に再注目!!人の強さと弱さとは一体なんなのか。今回の一枚はもちろんこの二人。 pic.twitter.com/Xd4kXjCYjk
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) May 15, 2019
王道的なバトル漫画において、主人公の戦闘能力は低く設定されていません。主人公よりも強力な敵がいたとしても、明らかに主人公が弱い設定は見たことがありません。
そんななか、東京リベンジャーズの主人公は弱いです。中にいる強者と比較して弱いとか、一部秀でてるとか、そういう次元ではなく、単純な戦闘力においてただただ弱いのです。
なのですが・・・
「君は負けるってわかってて 助けに来てくれたんだよ 勝てる人より100倍すごいよ」
と、ヒナちゃんが言うように、主人公の戦闘能力の低さが逆に、彼の行動の価値を高めていました。
君は負けるってわかってて、助けに来てくれたんだよ
主人公なのに喧嘩は弱い
巻を追うごとに強くなったりもしない
最初はタイムリープの力が主人公の個性と思っていたけれど、このセリフに全て詰まっていました
人の気持ちを動かすのは力ではないhttps://t.co/Y5SYDQHnYl #東京卍リベンジャーズ 11巻 pic.twitter.com/kZ2vk8z2CL— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) March 21, 2019
圧倒的強者にも、自分の意見をまっすぐ貫く、負けると分かってても諦めずに戦う。そのような精神力が読んでて心地よかったのです。
ただ一方で、『タイムリープによる情報強者』である事実と、『選択肢が限定された中での行動』でもあるので、感情では主人公すげえと思うんですが、頭では、その状況を突きつけられたら、大概、そう動くんじゃね感もありました。
我々は当然、未来が読めません。だから、強大な敵に抗うにしたって、一手先くらいの予測しかできねえものです。そこにビビって行動が取れなかった・・・なんてのは、普通の判断です。弱虫でもなんでもありません。
しかし未来が読めて、ここで抗わない選択をすると身内が死ぬ、と確定していれば話は変わります。東京リベンジャーズの主人公じゃなくったって、行動を取るはずです。
そういう考えも一部ありますので、全面的に主人公を称賛することはできません。
理由その2:読みやすい
映画🎞を観て、コミックも✨ pic.twitter.com/NdxMgfdmEA
— 【7/24 イベント🎪】TSUTAYAウイングタウン岡崎店 文具売場 (@TSUTAYA12745841) July 12, 2021
話が少し脱線しましたね。次の面白い理由に移ります。
読みやすく感じました。理由は単純で、1ページに詰まってる文字が簡潔な印象を受けました。作家の特徴なのか、東京リベンジャーズの特徴なのかはわかりませんが、いずれにせよ、文字が多くなくて、すんなり入ってきた印象です。
久しぶりにONEPIECEのマンガを読んでるが文字多いしゴチャゴチャしてるから読むの疲れる
これが歳を取ったということか
— あべ (@radiostation) June 13, 2020
ワンピースが嫌になった理由の一つに、よみにくさがありました。明らかに情報量が多くなり、よみにくくなりました。
売れてるから、誰も指摘できないのでしょうか?それか、読みやすさを犠牲にしてでも、情報量を多く詰め込まないといけない理由でもあるのでしょうか。
ワンピースも20巻程度の頃は、読みやすかったです。クロコダイルの連中と戦っていた頃ですね。東京リベンジャーズには、ワンピースを反面教師として、読みやすいまま続いて欲しいです。
理由その3:キャラクターが濃いし、単純じゃない
#東卍クイズ 「柴大寿は黒龍の何代目総長?」 pic.twitter.com/ktU7GqGbut
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) August 28, 2020
読み終えた記憶を頼りに「キャラクターが濃かったやつ・・・」で今パッと頭に浮かんだのは、柴大寿とその兄妹たちです。
長兄の大寿は、圧倒的な暴力で兄妹を支配していました。さんざん暴力を振るいながらも、兄妹に対する”愛”はあるみたいなことを抜かして自分の暴力を正当化しています。それで、クリスチャンだと言うのでますます理解不能。
八戒は、姉の柚葉を自己犠牲により守ってる風に見せかけてましたが、実際には、柚葉が太寿の暴力から八戒を守っていました。柚葉は、八戒の嘘に気づきながら、弟のメンツを保つために黙っている状況です。
柴柚葉ちゃん可愛すぎる pic.twitter.com/li1If7AxNe
— ⚜️RIZA⚜️ (@RIZA8950) December 26, 2020
この3人だけを見たって、それぞれに独特な個性と考えがあって、読み進めても簡単に共感できたりはしませんでした。
その一筋縄ではいかない人間模様が、読んでて心地よく面白いと感じました。あ、その感じね・・と読んですぐにキャラの心がわかるような話だと、先も読めやすくなるし、面白くないのです。
理由その4:佐野万次郎
東京リベンジャーズ
2人目はマイキー✨✨次は三ツ谷かなっ😆💕#東京リベンジャーズ#模写#佐野万次郎#マイキー pic.twitter.com/3CmE7Cm8f6
— **さっとん** (@baka_hm) July 13, 2021
おもろいマンガには、必ず、主人公以外にも超個性的な登場人物がいるものです。
ドラゴンボールだったら、ウーロン。幽遊白書だったら、桑原の姉、と言った具合に。
iPad版クリスタの練習で描いた桑原姉弟でてきた… pic.twitter.com/yF5898jsso
— みめい🍳 (@mi_me_i) December 7, 2017
・・・安心してください。今の例は嘘です。

ドアホウ!
しょうもない嘘を吐きましたが、佐野万次郎の個性に魅力を感じてる点は、マジです。
全盛期のミルコクロコップのような、よくしなるハイキック。バガボンドの清十郎のような、オンオフのギャップ。華奢な身体ながら、圧倒的な身体能力で敵を秒殺する姿には、しびれちまいまする。
それから優先事項を自分ではなく、組織に置いているので、組織の頂点に君臨する者の在り方として、カッコよく見えますね。そういう姿に、下の者はカリスマ性を感じるのでしょう。
私が感じた、佐野万次郎の魅力は、以上です。強さと組織に対する考え方がクールなのです。
佐野万次郎が頂点に君臨する、東京卍會やその他グループ別の組織図についてはこちら
あとは、22巻まで読み終えましたが、佐野万次郎だけ未だに、幸せルートに登場しません。主人公がどんなに頑張っても、バッド路線を維持し続けています。
諸悪の根源と思われた、メガネのやつも死んだのに、何が問題なのか・・・23巻以降に期待しています。
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